ATS・ETS2専用FFBツールの導入方法




この記事は、私がニコニコチャンネルのブロマガで2016/02/05に書いた記事をBloggerに移動させたものです。移動時に加筆・修正を行いました。

LogicoolのG25、G27用のフォースフィードバック設定ツールのご紹介です。



(2017/01/30追記) FFBプラグインVer2.5が公開されましたが、導入手順などに変更はありません。

20/01/02追記 G29で以下の環境での動作実績の情報を頂きました。
・LGS 9.02 FFBプラグイン2.5 Windows10-1909
・GHUB 2019.11.29288 FFBプラグイン2.5.1 Windows10-1909
G29でも確実とは言えませんがFFBプラグインは動くようです。 動作報告は随時受け付けてますので、コメントかツイッターでご一報ください。

最後になりましたが、ツイッターでご報告いただいたお二人にお礼申し上げます。



自分はG27を使ってますが、ETS2・ATSで一番の不満が

「ハンドルのセンター部分の遊びがデカい!」 ですw

ドライバ側でもゲーム側でも設定が出来ず、高速道路で毎回フラフラ走ってしまうのが
どうにも気に食わなかったんですが、このツールを入れたところセンターの遊びがほぼ無くなり、非常に気分良く走れるようになりました。

って事で、導入方法の説明に入ります。
本記事はATSへの導入を説明しますが、ファイル・フォルダの選択以外は一緒ですので、
読み替えてご対応願います。

用意するもの
・ロジクールプロファイラ Ver5.10(G25/G27をお持ちの方なら導入済みですよね?)
FFB Plugin for (G25, G27, DFGT, etc) v 2.4 (SCS公式フォーラム)
Visual C++ Redistributable 2012 MSのDLページへのリンク
(VC++2012ですが、念のためx86.x64両方とも入れておきましょう)


ロジクールプロファイラの設定方法

ATSのみで遊ばれてる方は問題ないですが、他のゲームでもハンコンを使われる場合は、
別途プロファイラを作成の上で設定される事を強く推奨いたします。

1-1.プロファイルの作成

ロジクールプロファイラを起動し、「プロファイル」→「新規」を選択。
・名前は自分のわかり易いものでOK
・実行ファイルの選択は、(ATSなら)amtrucks.exeを選択してください。
スチームのデフォルトならば、C:\Steam\steamapps\common\American Truck Simulator\bin\win_x64 にあるはず。
補足:ETS2/ATSは32bitと64bitの両対応ですが、マルチプレイのクライアントは64bit
    オンリーです。なので64bitを選択する方が後々のトラブル回避にもなると思います。
 ・アイコンはお好きにどうぞ!



1-2.専用プロファイルの設定変更

・「プロファイル」→「プロファイルの選択」で先ほど作ったATS用プロファイルを選択する。
・「編集」→「特定のゲーム設定」を押して、ATSプロファイルの設定変更画面を出す。
・下記画像の通りに設定する。



チェックボックスの有無を特に確認してください。
スライドについては、「スプリングエフェクト強度」を0にするのと、回転角度を900度に
する事を忘れないでください。それ以外のスライドはデフォでOKです。

FFBプラグインの導入

次に使用するファイルを入れていきます。
2-1.上記のURLからFFBプラグインをダウンロードして解凍します。
2-2.ロジクールのプロファイル作成でも出てきましたが、amtrucks.exeがあるフォルダに移動し、そのフォルダに「plugins」の名前で新規フォルダを作成する。
2-3.pluginsフォルダに先ほど解凍したファイルの「Real_G27_ffb.ini」と「Real_G27_ffb_x64.dll」をコピーする。
(ETS2の32bitの場合は、Real_G27_ffb_x86.dllを導入してください)

ATSの設定

3-1.通常通りATSを起動します

ATSのプロファイル選択部分で、「SDK機能の仕様要求を~」と掛かれたウインドウが出てくると思います。 先ほどのプラグインファイルを正常に読み込めていれば出てきますので、そのウインドウが出てなかったら2-1からの手順を再度確認してください。

3-2.ATS側のFFB機能をOFFにする

「オプション」→「コントローラー」と開いてもらい、「フォースフィードバック」のチェックボックスを外してください。

以上で設定が完了しました。 そのまま運転してみてください!
正常に動作している場合・・・
・エンジンOFFの状態だと非常にハンドルが重たい
・エンジンONの状態だと、センター部分の遊びが非常に狭くなっている。

トラブル対応に関して

Q1.エンジンOFFでもめっちゃハンドル軽いよ?
A1.ATS起動時に「SDK機能~」の表記は出ましたか? 出てなかったらプラグインが認識されてないので、もう1回ファイル構成を見直してください。
「SDK機能~」の表示が出てたけどハンドルが軽い場合、VC++2012が正常に入っていない可能性が高いです。 再インストールしてください。

Q2.急にFFBが切れてハンドルが軽くなっちまったよ? そして元に戻らないよ?
A2.ゲームプレイ中に、他のウインドウにフォーカスを切り替えませんでしたか?
(プレイ中にスカイプをイジったとか、ニコ生の枠を切り替えるのにIEを触ったとか)
どうも上記の行動をするとフルスクリーンモードだと100%、ウインドウモードでも非常に高確率でFFBが切れるみたいです。

元に戻すのには、以下のパターンがあります。
一度設定画面(ESCボタンでいけるガレージの画面ね)に戻り、別窓にフォーカス
してからゲームに戻り、運転画面に戻るとFFBが復活します。
なので、他のアプリに移動する際は、ESCボタンで設定画面に戻るといいと思います。
但し、ゲーム内でフルスクリーン・ウィンドウモードの切り替えや、画面サイズの変更を行った
場合は元に戻りません。 ETS2/ATSの再起動が必須です。

補足

ATSは64ビット専用(ノンサポで32ビットも出ましたがw)なのでx64のプラグインのみでOKですが、ETSの場合は32/64両方あるので、出来れば両方ともプラグインは入れておいたほうがいいと思います。(32/64のexeがあるフォルダにそれぞれのdllを入れること)

自分はETS2も64ビット起動させてますが、MPで使えなくて悩んでおりました。
知り合いに指摘されたんですが、「MPって32ビット専用だったんじゃね?」と言われまして、あわてて32ビットにもプラグインを適応したところ、両方とも動くようになりましたw
(注:上記内容は記事制作時の内容で、現在とは違います。 今はMPも64bit専用になってます。)

iniファイルの記述を書き換えれば、ハンドルの重さ等もある程度変更出来るみたいですので、
感触が悪ければご自身で色々試してみてください。
簡単な解説を書いてみました

長文でgdgdな説明でしたが、設定にお困りの方の一助になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。



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