ETS2で発生する「プチフリーズ」を検証してみた

 この記事は、私がニコニコチャンネルのブロマガで2016/03/15に書いた記事をBloggerに移動させたものです。移動時に加筆・修正を行いました。





プチフリースの原因

ETS2/ETS2MPで遊んでるときに、不定期に発生する「プチフリーズ」に悩んでおりました。
フリーズというよりもラグって表現した方がいいかもしれませんが、不定期に0.5秒ぐらい動作が止まるんです。

MPでこれが起こると最悪で、ハイウェイで80Km巡航してると車間距離で30~50mぐらい縮まります。
それで追突事故→サービス直行ってケースはよくある話で、自分や生主のベルさんもよくラグる関係上、MPで走るときは「自分の後ろの車輌は車間を100mぐらい取ってね? カマ掘っちゃうからw」と警告を毎回入れてるぐらいです。
今はもうどうにも収まらず、下手すると5分間隔でラグったりするので、知り合いじゃない他のプレイヤーさんが後方につくといつも冷や汗が流れる状況でございますw

以前からベルさんと情報交換してたんですが、どうにも原因が突き止められず、正直お手上げ状態でした。
前記事の1.23パブリックベータ導入のあおりで、セーブデータを元に戻す作業中にふと閃いたので検証をしてみた所原因が判明しました。

結論として、ETS2RMで設定した「g_save_format 2」がすべての根源でした。

解説と対策を書いていきますね。

g_save_formatはセーブデータの記録方法の設定スイッチのようです。
内部でどう記録してるか迄は解りませんでしたが、
0:ノーマルのフォーマット
2:ETS2RMやSaveEditerで利用されるフォーマット
3:ets2sync.comで利用されるフォーマット
となっており、0以外はETS2以外のツールで利用できるフォーマットになってます。

また、0と2で比べてみると、同一のセーブデータでもサイズが変わります。
0の時に1.2Mだったセーブデータが、2で記録しなおすと1.8Mになってました。

これは推測ですが、0では特に問題は無いが、2の場合だとセーブの際に処理落ちしてしまうのではないかと思われます。

プチフリースへの対策方法

で、対策なんですが、大きく分けて2つ

1.「g_save_format 0」で運用する
2.セーブデータをダイエットする

順に説明していきます。

1.「g_save_format 0」で運用する
0のまま使えばいいんですが、そうするとETS2RMが使えなくなります。
0と2はセーブフォーマットが違うだけで中身の内容は一緒ですので、ETS2RMを使うときに2にして、荷物を受け取ったらその場で0に戻すやり方がいいかなと思います。
上記手順にて0に戻し、ヨーショーピンからスタベンガーまで走りましたが、特にラグが発生した事はありませんでした。

2.セーブデータをダイエットする
1の方法と違い、完全にラグを消す事は出来ません。 ただかなり小さくする事は可能です。
MPで使ってたセーブデータなんですが、事務所67箇所、従業員66名+自分の67名、総車輌数87両でした。 この状態で1.88MBのセーブデータが出来上がってます。
これを従業員は自分だけ、車輌を18両にした所、302KBまで小さくなりました。
(従業員数より所有車輌台数を減らした方がダイエットの効果は高かったです)

これで200kmほど走ってみましたが、以前とは比べ物にならない小さなラグですみました。
それでも「あ、今ラグったっぽい?」って解る程度のラグは残りますが。

多少面倒ですが、1の方法が一番安全だと思いますし、特にETS2MPで走行される方は0での運用を推奨いたします。
繰り返して書きますが、2の状態で荷物を作り、その後0に戻してもセーブデータが壊れる事はありません。
多少手順が面倒ですが、是非とも御願いしたい所です。



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